【大阪市淀川区・西淀川区】全国一斉休校の要請から１週間・・・。　残っている通学定期はどうなるの？　各社の発表をまとめてみました。

新型コロナウイルスの拡散防止のために、幼稚園、小・中・高等学校が臨時休校になって１週間・・・。
突然の休校への対応に追われていて、落ち着いた頃に気付いたこと。
「この残り１か月くらいの通学定期はどうなるの？？？」

阪急電鉄の場合

新型コロナウイルス感染拡大防止を事由とする通学定期乗車券（他社線の連絡定期券を含む）の払い戻しは、定期券販売所への申し出日に関わらず、最終登校日に申し出たものとして取り扱ってもらえます！
対象の定期券は、休校になった小・中・高等学校及び、これに相当する学校（中等教育学校・特別支援学校・専宗学校の高等課程など）の児童・生徒の通学定期券となります。
※ただし、最終登校日以降、未使用の定期券に限ります！
学校が休みになってから、通学以外の目的で外出する際に利用してしまうと対象になりません！！
※定期券の購入日から１年間以内であれば対象となります。

阪急の払い戻し計算は月単位（通用開始後７日以内は１日１往復乗車したものとして）での払い戻しで、所定の手数料を差し引いた額が払い戻されます。

阪神電鉄の場合

新型コロナウイルス感染拡大防止を事由とする通学定期乗車券の払い戻しの申し出があった場合は、休校となった小・中・高等学校及び、これに相当する特別支援学校等の学校の児童・生徒の通学定期乗車券については、申し出日に関わらず、最終登校日に申し出たものとして取り扱ってもらえます！
※ただし、最終登校日以降、未使用の定期券に限ります！
※通勤定期乗車券や、大学生の通学定期乗車券の場合は除きます。
学校が休みになってから、使用した定期券は対象外になることは阪急電鉄と同じですね。
お子さまが休校になって仕事を休まなければならなくなった方や、大学生の休校に関しての払い戻しは通常の払い戻しと同様の扱いになるようです。

JR西日本の場合

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、文部科学省より全国の教育委員会などに対し、小・中学校・高等学校・特別支援学校を2020年3月2日から春休みまで臨時休校とするように要請する内容の通知が出されました。
これに伴い、通学先の学校が休校となったため、通学定期券を払い戻される方については、特例の計算が適用されます。
申し出日に関わらず、2020年2月28日以降の最終登校日を最終使用日とみなして、規定の方法で計算した額が払い戻されます。
この取り扱いは当該通学定期券の購入日から1年間以内であれば受けることが可能です。

※定期券の払戻額の計算方法の注意
定期券の残りの有効期間が１か月未満の場合は、払戻額はありません。
有効期限が１か月以上ある場合でも、手数料も220円かかりますので、払戻額がない場合があります。
有効開始日から７日間の以内に限り、発売額からすでに経過した日数分の往復普通運賃と手数料220円を差し引いた残額を払い戻します。

また、JRでは新型コロナウイルスの発生に伴い、旅行を見合わされた方への切符の払い戻しも行っています。
対象となるきっぷは、普通乗車券・特急券・グリーン券・指定席券等とトクトクきっぷ（フリーパスタイプのものは使用開始前に限る）です。
各商品の発売を行っている窓口にて払い戻されるそうです。
新型コロナウイルスに関する理由で払い戻しを希望する方には無手数料にて払い戻されることもあるそうです。
詳しくはJRおでかけネットの「よくあるご質問」を確認してみてくださいね。