【大阪市淀川区・西淀川区】大阪に緊急事態宣言が再び出されます。期間はいつまで?対象はどの地域?
2021年7月30日夕方、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府は大阪府に「緊急事態宣言」を、兵庫県と京都府には「まん延防止等重点措置」を、それぞれ適用することを正式に決定しました。
また、埼玉県・千葉県・神奈川県にも「緊急事態宣言」を、北海道・石川県・福岡県にも「まん延防止等重点措置」を、それぞれ適用されることになりました。
いずれも期間は2021年8月2日~31日です。
既に、「緊急事態宣言」が発出されている東京都・沖縄県でも期限を延長されます。
大阪府での「緊急事態宣言」の発出は4度めとなります。
大阪府・京都府・兵庫県の3府県は、対策本部会議を開き、対応を決めることにしています。
大阪府では、酒を提供する飲食店等に再び休業を要請する方向で調整されています。
酒を提供しない場合は営業時間の短縮を要請する方向で調整をされています。
百貨店などの大規模施設に出されている21時までの時短要請は、1時間前倒しされ、20時までとする方向で検討されています。
3府県では、飲食の場での感染リスクを抑え、夏休みやお盆の人出を減らすことで、さらなる感染拡大を食い止めたい考えで、府県民に感染対策の徹底を強く呼びかけることにされています。
大阪の感染者の増加割合は、首都圏とほぼ同じです。
今後も増加が収まらず、軽症中等症病床、若しくは、重症病床の使用率のいずれかが50%を越えた場合、避けたいですが、国に緊急事態宣言を要請すべきと考えます。現在は前者29.9%、後者11.4%。50%に達しないよう感染対策の徹底にご協力お願いします。 https://t.co/YESmhUqQzB— 吉村洋文(大阪府知事) (@hiroyoshimura) July 28, 2021
大阪府の吉村知事は、2021年7月28日には軽症中等症病床、もしくは重症病床の使用率のいずれかが50%を超えた場合、国に「緊急事態宣言」の要請をすることを明言されていました。
今回は各病床使用率が50%を超え大阪府が要請する前に、国が「緊急事態宣言」を発出されたことになります。
夏休み中に出された「緊急事態宣言」
家族でのお出かけや帰省を考えていた方には戸惑いが隠せないところですね・・・。
大阪市の松井市長は「緊急事態宣言が発出されても、感染拡大を止められるわけではない。1人ひとりが緊張感をもって感染拡大を抑えるための行動をとることが重要だ」としています。
並びに「夏休みでもあり、家族で出かけるなど、多人数にならないようにしていただきたい」と呼びかけ、感染対策を徹底して営業を続ける商業施設へ家族単位などで出かけることについては「不要不急の外出と言わない」とされています。
4度めの「緊急事態宣言」を受け、“自粛疲れ”に対する配慮もありました。
昨年から延期されている学校もある修学旅行に関して、2021年8月中に予定している大阪市立中学校4校について、出発前に生徒らのPCR検査で陰性を確認し、計画通り実施する予定であることも明らかにされました。
梅雨も明け、暑さも本番を迎えている2021年8月。
今年も我慢の夏となりそうですね。
“自粛疲れ”でリバウンドを起こさないように、ストレス解消の方法を見つけながら、楽しく安全な夏休みを過ごせることを願っております。