【淀川区】虐待死ワースト1の大阪。 他人事ではなく、あなたにも助けることができる活動があるかもしれません。 淀川区役所1階で、子どもたちのための制度を紹介するパネル展が行われています。
2019年1月末、千葉県野田市にて小学4年生の女の子が父親に虐待され亡くなる。という悲しい事件が起きましたね。
2019年2月5日の夕方の情報番組では、虐待死をゼロにするための「ゼロ会議」特集が放送されていました。
大阪府は「虐待死ワースト1」だそうです。。。
(こちらはイメージです)
子どもは安定した環境の中で親の支えを得ながら、心身ともに成長していけることが理想です。
しかし現実には、事故・災害などによる死別や行方不明、長期入院などやむを得ない事情により、親と離れて暮らさなければならない子どもが多くいることは事実です。
中には、支えとなるべき親が虐待などを行い、心身の成長を邪魔することもあります。
そんな安定した環境を、なるべく多くの子どもたちが手に入れられるようにするための制度を現在、淀川区役所にて紹介しています。
『里親パネル展・相談会』
里親パネル展は、2019年2月5日火曜日~2月15日金曜日 9時~17時30分(最終日は16時まで)に開催されています。
こども相談センター職員による相談会(予約不要)は、2月15日金曜日 13時~16時に開催されます。
双方とも、淀川区役所1階にて行われます。
淀川区役所に正面から入った突き当りにある「すまいるすてっぷ」の向かって左側の人権コーナーの中です。
「里親ってなあに?」
親の様々な事情により家庭で暮らせない子どもたちのための制度です。
家庭で暮らせない子どもたちは児童養護施設か里親家庭で生活します。
今回は、里親家庭で生活する子どもの理由や里親になる方法などが展示されています。
家庭で暮らせない子どもたちは全国では約4万5千人。
大阪市では1,198人いるそうです。
大阪市の約1,200人とは、マンモス中学校1校分(3学年10クラスずつ、各クラス約40人の計算)の人数になるそうです。
支援を求めている子どもたちは、年々、増えているのに対して、里親委託率は20%を切っているそうです。(2018年3月現在)
(国の目標は小学生以上50%、小学生未満75%未満)
里親になるのに、特別な資格は必要ありません。
子育て経験の有無、家庭内の子どもの有無は関係なく、「さとおや」になれるそうです。
必要なのは、心身の健康と子どもたちへの愛情のみ!
(申し込みや面接、家庭訪問、研修などは必要です)
現在、「養育里親(要事前研修)」を募集しています。
事情があって家庭で育てられない子どもを一定期間、家庭で育ててくださる方を募集しています。
1週間などの短期も募集しています。
未来を担う子どもたちのために!
興味を持たれた方は足を運んでみてはいかがでしょうか?
↓ 『里親パネル展・相談会』が開催されている淀川区役所はこちら
【けとし】