【大阪市淀川区】働き方改革とナイトタイムエコノミーは相反する政策?! 今月も2月21日金曜日に行われますよ!【追記:実証実験は中止になりました】
「観光を成長戦略の柱、地方創生の切り札と位置づけ、国内外の旅行者の地域への誘客、交流人口の拡大に向けた取組」
上記の内容を政府が進めて行くにあたって、文化・経済の両面でまちを活性化させるために行われることとなった『ナイトタイムエコノミー』
『ナイトタイムエコノミー』とは、日没から日の出までの経済活動のことを指すそうです。
淀川区に関わることでは『Osaka Metro 御堂筋線』において、国土交通省との協力のもと、終電延長の実証実験が行われます。
目的は沿線エリアにおける夜間の消費動向や人口流動、交通需要に与える動向を調査することだそうです。
第1回目は2020年1月24日金曜日に実施済みです。
ゆっくり飲食を楽しめたり、少しでも自宅近くまで帰ることができて嬉しい。という前向きな意見。
通常の終電後の出入り口が限られているので、どこから出られるのか分かりづらかった。という問題点がOsaka Metroに届けられたそうです。
第2回目の実証実験は2020年2月21日金曜日に実施されます。
※追記:2月以降の御堂筋線の深夜帯の利用客数が顕著に減少しているなど要因で、2月21日(金)の終電延長の実証実験は中止になりました。(2020年2月20日更新)
【お知らせ】
2月21日実施のOsaka Metro御堂筋線における終電延長の実証実験を中止しますhttps://t.co/5N0xYKzp35#大阪メトロ #御堂筋線 #終電延長
— Osaka Metro 運行情報 (@osakatransport) February 20, 2020
通常の終電後、26時台までの2時間、御堂筋線(江坂~なかもず間)において15分間隔で運行されます。
この機会に、Osaka Metro 御堂筋線の沿線の夜をゆっくり堪能してみるのもいいかもしれませんね!
大阪工業大学×水都大阪コンソーシアム コラボレーション動画 vol.2
今回は、ナイトタイムエコノミーにも寄与する夜のクルーズをはじめとする動画です。水辺を彩る光の大阪をぜひお楽しみ下さい。
作成者・大学院ロボティクス&デザイン工学研究科 魏士學https://t.co/cSqdd44Tow— 水都大阪コンソーシアム (@suitoosaka) February 6, 2020
大阪工業大学と水都大阪コンソーシアムのコラボレーション動画を見つけましたので、ご紹介します。
普段は終電を気にして、ゆっくり楽しむことが難しい夜の大阪の魅力が詰め込まれています。
1回目の実験では、期待していた外国人観光客の数は少なめだったとも報じられていました。
2回目はどうなるのか楽しみですね。
淀川区内で対象になるのは、南側から西中島南方駅・新大阪駅・東三国駅の3駅です。
働き方改革により、同じ近畿圏のJR西日本では終電の繰り上げを検討されている今、終電の延長は終電後の保守作業や運転士・車掌らにかかる負担が大きく過重労働となるのでは?という懸念もあります。
逆に、本来は無駄を減らし、省力化することが働き方改革の本質であり、その省力化により浮いた労力で必要なところを補うことで両立もかなうのでは?とも言われています。
いづれにせよ、利用者がいないと終電延長の常態化は実現しません。
2020年2月21日金曜日、終電延長の実証実験の結果がどうなるか?
楽しみにしたいと思います!
【けとし】